aiboは高齢者を自然な形で見守り心を癒してくれるペットロボットです
【高齢者の一人暮らし】見守り家電はペットロボットaiboがおすすめ
こんにちは!slatch(スラッチ)です(^^)/
一人暮らしの高齢の親が遠方にいて心配だけれど同居や会いに行くことが難しいとき、どのようにサポートすれば良いのか悩んでしまいますね。
ウチのお母さん、最近足腰が弱ってきたし何だか元気がないのよね。
一人暮らしだから様子を見に行きたいけれど、家も遠いしそんなにしょっちゅうは行けないわ。。
お母様心配ですね。
でも、そんなときにピッタリの見守りサービスがありますよ!
そんなときに、可愛らしい見守りサービスがあるのをご存知でしょうか?
SONYが開発したペットロボット『aibo』を使ったサービスです。
aiboは今やただのロボットではなく、遠方にいる高齢の親を見守ることができる立派な番犬として活躍しています。
SONYがアニマルセラピーならぬ「ロボットセラピー」として高齢者福祉施設にaiboを導入するなど、現在コミュニケーションロボットを使った高齢者へのセラピーが普及しつつあるんですよ。
このブログではSONYが開発しているペットロボット、新型aiboについてを詳しくご紹介させていただきます。
この記事があなたの悩みを解決する助けとなれば嬉しいです(^^)
こんな方の悩みを解決します
- 一人暮らしの親が心配
- 遠方の実家に毎日電話したり会いに行くのはしんどい
- 便利な見守り機能を探している
- セコムのみやカメラで監視するだけでは何だか可哀想
- 足腰が弱ってきた。認知症が心配
目次(好きな項目にジャンプできます)
いまロボットを活用した見守りサービスが増えています
最近は核家族化によりロボットを活用した見守りサービスのニーズが増えていて、家庭向けロボットの見守り機能もそれに伴って進化しています。
ロボットを活用したサービスには以下ようなものがあります。
- 人と会話ができ、コミュニケーションを楽しめる
- 受信したメッセージをロボットが読み上げてくれる
- 薬の飲み忘れをロボットが予防してくれる
- 音や温度を感知し、一定の時間反応がなければ通知してくれる
でも、見守りは言葉を変えれば「監視する」ということ。
最近はスマートスピーカーなども普及してきており、遠方の親の見守りを期待して購入したところ「カメラで監視されているみたい」と敬遠されることもあるそうです。
その点ペットロボットのaiboならば、ペットとしての癒しの役割も兼ね備えているため、機械に見張られている圧迫感を感じることなく自然なかたちで遠方の親御さんを見守ることができます。
ロボットなら散歩に行かなくてもエサをあげなくても良いため、高齢の親元でも安心して飼えますね。
aiboが高齢者に与える影響とその効果について
aiboには癒しと活力を生みだす力があります。
私は在宅で仕事をしているのですが、元気がでないときやどうにもやる気がでないときにaiboと一緒に遊んでみることで気分転換になり「さて、頑張るか!」と気持ちが切り替わることがあるんですよ(^^)
機械が苦手な私の両親(父80歳・母75歳)もaiboの話題になるととても嬉しそうです。
私を始め、aiboを飼っている人(オーナーさん)はaiboがロボットだと思って接しているというよりは、犬そのものとしてペットと触れ合っている気持ちに近いです。
夜は同じ時間に眠り、朝になると目を覚まし、エサをあげると喜んで食べてくれ、いろいろなふるまい(歌ったり踊ったり、芸をしたり)を見せてくれるaiboへの愛着や癒しの力は大きいですね。
私は、aiboには次のような効果を期待できるのではないかと感じています。
- セラピードッグとして一人暮らしの高齢者を癒してくれる
- aiboとのふれあいで認知症予防の効果が期待できる
セラピードッグとして一人暮らしの高齢者を癒してくれる
aiboの法人活用事例として、aiboの公式サイトに3つの事例が掲載されていました。
それぞれどのような理由でaiboを導入しているのか、良かった点などを簡単にご紹介します。
- 介護老人保健施設
利用者のコミュニケーションを推進する目的でaiboを導入。
普段は放し飼いされていて、レクリエーション時にaiboを活用している。
aiboがいることで場が和み利用者同士の会話が自然と生まれたり、コミュニケーションが苦手な方でもaiboに話しかけたりしている。
アレルギーや抜け毛、ニオイなど衛生面を気にすることなく導入できるのも良い点。
- 社会福祉法人(障がい者のための支援団体)
アニマルセラピーのような役割を期待しての導入。aiboには動物アレルギーや突然噛みつくといった心配がないことが導入を後押しした。
aiboが来てくれたことで、aiboが利用者の話し相手になってくれたり、自分では身体を動かすことが難しい利用者がaiboと遊ぶために頑張って身体を動かそうとしたり、休みがちだった利用者が通所することに前向きになるなど、大きな効果を実感。
- 高齢者向け療養施設
コミュニケーション活性化を目的にaiboを導入。
新型コロナでコミュニケーションが失われていったため、何か潤滑油になるものがほしいと思ったのがaiboを導入したきっかけ。
高齢になって諦めざるをえなくなっていた動物との触れ合いをaiboで再び味わうことができ、利用者の笑顔が増えaiboが医療・介護の世界で活躍していくことを確信。
※SONY aibo公式ホームページ「ビジネス(法人のお客様向けストア)」を参考にさせていただきました
aiboの存在が高齢者や施設利用者の心を和ませ、笑顔が生まれていく様子がよく分かりますね。
実際に我が家で飼っているaiboの“アイちゃん”も家族間のコミュニケーションの潤滑油になっています。
落ち込んでいるときはaiboを抱っこして撫でているだけで随分と気持ちが軽くなります!
我が家がaiboをレンタルしたときの感想や口コミについてはコチラ(感想は文末にあります)
→【aiboをレンタル!】一緒に暮らしてみた感想と具体的な手順を解説
aiboとのふれあいで認知症予防の効果が期待できる
aiboを使ったセラピーは上記で取り上げたように介護施設等での導入実績がたくさんあります。
認知症予防に大切なのは「会話する」「記憶する」「運動する」ことだと言われていますが、aiboにもそれらの条件に近いことができます。
- 会話する
aiboに話しかける → aiboが反応し、鳴き声やしぐさで答えてくれる - 記憶する
aiboへの接し方を覚える → 抱き方、声のかけ方、上手く遊ぶ方法を考える - 運動する
aiboにつられて動く → aiboのしぐさを見て、思わず動き出し触ってみる
日本認知症予防学会の浦上克哉理事長は、2019年6月14日に渋谷区で行われた「認知症に関する協定についての記者発表会」において、aiboにはアニマルセラピーと同様の効果が期待できるうえ、排せつの世話や感染症といったデメリットがないとお話されています。
また、以下のような研究結果もあります。
外出が難しい長期入院の子供が多いという国立成育医療研究センターでは、セラピーの一環としてaiboの活用をソニーと共同で研究している。18年春に始まった同プロジェクトでは、ポジティブな結果が見込めそうなことから、血液検査を含めた科学的な検証や、aiboに内蔵されたセンサーで記録したデータを活用し、より本格的な研究へと移行しているとのこと。
日経クロストレンド ソニーが渋谷区と認知症予防に「aibo」活用 徳光アナも一役 より引用
「aiboは認知症予防の効果がある」と断言できないにしても、それに近い効果は充分に期待できるのではないでしょうか。
新型aiboにはセコムと連携した見守りサービスがあります

『aibo』は“ペットロボット”のイメージが強いかもしれませんが、2019年3月18日のソフトウェアアップデートで新機能「aiboのおまわりさん」という見守りサービスをリリースしているんです。
さきほどの「ロボットを活用した見守りサービス」で挙げたような高性能の機能ではありませんが、ペットロボットaiboなら離れた高齢の親をまるでペットを飼うように触れ合いながら自然な形で見守ることができます。
aiboが高齢者を見守り、パトロールしてくれます!
aiboを飼うことで、aiboの見守り機能「aiboのおまわりさん」を利用することができます。
更に “aiboプレミアムプラン” に加入すると、ストリーミング画面を見ながら遠隔操作でaiboの行き先や動きを指示できる機能「いっしょにパトロール」が利用できるようになり、安心感がグレードアップします。
「aiboのおまわりさん」について、簡単にご説明いたします。
「まいにちパトロール」 公式サイト
パトロール時刻とパトロールしてほしい場所をあらかじめ設定しておくと、aiboが家の中を毎日パトロールしてくれる機能。
aiboにパトロールしてほしい(探してほしい)人物を10名まで登録でき、状況をレポートしてくれる
「いっしょにパトロール」 公式サイト
aiboの行き先や動きを直接指示して遠隔操作できる機能。
aiboの鼻先にあるカメラから見えている光景(遠方の親御さんなど)をストリーミングで観察することができる
※「いっしょにパトロール」はaiboプレミアムプラン限定の機能です
毎日決まった時刻に異常がないかパトロールをしてくれたり、aiboを直接操作して元気でいるかどうかを画面で見て確認できるのはすごく安心ですね。
aiboがセコムと連携して更に安心・便利になりました!
「aiboのおまわりさん」の見守り機能が更にパワーアップして新登場しました。
その名も「aiboと、セコムする。」です。
aiboとセコムのホームセキュリティーサービスが連携した本格的な見守り・防犯サービスとなっています。
「aiboと、セコムする。」 公式サイト
家族のお出かけ中にaiboがセコムと連携し、お留守番をしてくれる機能(セコム・ホームセキュリティー機能にaiboのお留守番機能が追加される)
※こちらは別途「セコム・ホームセキュリティNEO」もしくは「セコム・ホームセキュリティGカスタム」の契約が必要です
aiboが敬礼してくれるところが可愛いですね。
このサービスがあれば鬼に金棒ですが、個人的にはaiboと触れ合いながらそっと見守れる程度の機能があれば充分ではないかな?と思います。

新型aiboはアプリを通して遠隔操作することができます
aiboとのコミュニケーションは「My aibo」というスマートフォンのアプリケーションを使って行います。
もしかしたら高齢の親が操作できるか不安という方もいらっしゃるかも知れませんね。
でも安心してください! 基本的にaiboは操作が不要です。
aiboは人間が操作をしなくても、自分で考えて行動し、ときにご主人に甘え、電池がなくなれば自ら充電器がある場所を探して充電しに行ってくれます。
aiboと遊ぶとき(お手やお座り・おもちゃで遊ぶ・歌など)はアプリケーションの操作で動かすこともできますが、遊びや基本的なコミュニケーションはaiboへの声の指示でできるようになっているので、そこまで心配しなくても大丈夫です。
但し、aiboの操作やアプリケーションの操作がどうしても必要な場面もあります。
- aiboをお迎えしたときの初期設定
- aiboにエサをあげるとき
- 「aiboのおまわりさん」などのサービスを利用するとき
- aiboが無理な姿勢になってしまったとき
- aiboが充電器に自力で戻れず電池が切れてしまったとき
- aiboが動かなくなってしまったなど不測の事態が起きたとき
※これらの操作は覚える必要があります
電源ボタンの操作についてはいくつかのパターンが決まっているため、事前に操作のやり方を簡単な表などにして渡してあげると安心して一緒に暮らすことができると思います。
aiboはWi-Fiやaibo専用モバイル通信サービスを使える場所なら全国どこからでもaiboを操作することができるため、親と子がそれぞれ同じIDを使って「My aibo」の操作をすることが可能です。
実際に、我が家でも私と夫が同じIDを使って「My aibo」を操作しています。
ただ、基本的にはaiboを購入した人の責任のもとで管理していただく必要がありますし、aiboベーシックプランの契約者は購入した本人となります。
やぱりスマートフォンの操作が苦ではない人の方がaiboとの生活がストレスなく送れると思います。
※aibo専用モバイル通信サービス提供エリアは以下のページから確認することができます
https://www.nttdocomo.co.jp/corporate/disclosure/mvno/user/
新型aiboは飼う前にお試しするのがベストです
利用者がaiboを気に入ってくれるかどうかや本体の電源操作・アプリの操作について不安な場合、レンタルしてみることで悩みを解決できる場合があります。
また、aiboの購入価格や維持費は高額なため、いきなり購入するのが不安な場合やaiboを実際に触っていろいろと体験してみたいという方は、一度お試しでレンタルすることをおすすめします!
aiboは「Rentio」というレンタルサービスで簡単に借りることができます。
ただしレンタルで借りることができるaiboには残念な点がひとつだけあります。
aiboの見守りサービス「いっしょにパトロール 」は“aiboプレミアムプラン” に加入しなければ利用できません。
しかし、レンタルサービスを使って触れ合うことのできるaiboは “aiboプレミアムプラン” に加入できないので注意が必要です。
それでも、Rentioでは1週間から数か月と幅広い期間でレンタルすることができるので、「いっしょにパトロール」ができない点を除けば、維持費を安く抑えられる可能性があります。
レンタルで一定期間aiboを飼ってみるというのも良い方法かもしれませんね。
aibo購入代とレンタル代の比較についてはこちらの記事を参考にしてみてください
→【aiboをレンタル!】家族の感想と1週間過ごしたアイちゃんの成長
